住宅ローンの種類
住宅ローンには民間の住宅ローンと、公的なローンがあります。
民間住宅ローン
■銀行・信託銀行
住宅ローンに力を入れている銀行も多く、金利優遇キャンペーンを活かせば、低金利の融資も可能です。
金利は、変動金利型、固定金利選択型、全期間固定金利型の3種類が基本です。
■提携ローン(銀行/信託銀行/JAバンク/住宅ローン専門会社/生命保険会社等)
住宅会社との信頼関係による提携ローンです。融資条件は比較的緩やかで、通常窓口では扱わない金利優遇が適用される場合があります。
■勤務先(社内融資、公務員共済)
民間ローンを利用した利子補給方式の場合と、勤務先が直接融資する場合があります。但し、会社を辞めた際には、一括返済しなければなりません。
公的ローン
■住宅金融支援機構(旧 住宅金融公庫)
一部の民間金融機関による貸付が困難な分野のみに直接融資を限定し、その他の一般的な住宅ローンについては、民間金融機関が長期固定金利の住宅ローンを提供できるよう、資金の融通を支援します。
■財形住宅融資
勤労者が行う財形融資の一部が原資。金利は申し込み時点のものが適用され、5年毎に見直しされます。
■自治体融資
都道府県や市町村が扱います。その地域に一定期間居住または勤務している人が対象条件。民間住宅ローンに比べ、金利が有利ですが、物件に対する審査が厳しく、借入限度額に一定の制限があります。
フラット35について
住宅金融支援機構がバックアップする、証券化の仕組みを活用した固定金利タイプの代表的なローンです。色々な金融機関がスタンダード商品としてラインアップしています。15年から最長35年までの返済期間中、金利が決まっており、返済額もあらかじめ固定されています。その為返済計画が立てやすく、金利上昇リスクへの不安がありません。